犠牲について~その2~

 

犠牲とは世界のみんなが幸せになっても

 

私だけが幸せじゃないという状態。

 
言い換えれば、私が幸せになる為にはいい子にならなければいけないとか、

 

何かを差し出さなければいけないとか思っている状態のことを

 

犠牲のやり方といいます。

 

心理学でいうと、依存時代の第三段階目、

 

思春期になる一歩手前に、

 

すごくいい子になって物事を手に入れてきた、

 

そんな子がよく口にするのは、
「お母さんは私がテストでいい得点を取らなきゃ褒めてくれないのよね」
というような言い方をします。

 

別にお母さんは80点であろうが90点であろうが褒めてあげるのですが、

 

でも子供自身が「これをするからこれちょうだい」って思っていますから、

 

手に入ったご褒美っていうのが全部、
「あれをしたからだ。あのお手伝いをしたからだ。テストでいい点取ったからだ」
って思ってしまうのです。

 

そして次のステップは
「もう本当の愛なんかくれないんだ。だったらもういい」

 

と思ってしまいます。

犠牲をした後は自立っていうのに向かいますが、

 

この自立は「もうあなたの愛はいりません」と、

 

諦めた状態のところにいくんですね。

 

犠牲が大きければ大きいほど僕らは自立をします。

 

自立というのは人を遠ざけて一人で頑張ってやろうというやり方です。

 

by  長谷川泰三(Hasegawa Yasuzo)生の声より