観念(ビリーフ)について ~その1~

 

「こうするべきだ」「べきじゃない」というのが観念です。

 

観念というのは誰でも持っていますが、

 

皆さんは観念というメガネのレンズを通して物事を見ています。

 

観念にいい悪いはないのですが、

 

昔、その観念はあなたの役に立ったかもしれない。

 

例えば、若い人にはわからないでしょうけど、

 

昔、ピンクレディーの『S.O.S』という曲が大ヒットしたんですけど、

 

こんな歌詞でした。

 

「♪男はオオカミなのよ~」
子供の時、役に立ちましたよね。女の子にとっては。

 

そうすることで身を守ることが出来ました。今度は20代。
「♪男はオオカミなのよ~。あれ? 

 

おかしいなぁ。なんかオオカミさんとみんな仲良くしてる。変なやつ~」
30代。
「♪男はオオカミ……なのかもしれないけど、ちょっと寂しい~。」
40代。
「男はオオカミかもしれんけど噛みついてくれない~!」

 

(笑)

 

確かに昔は役に立ったその観念かもしれませんけど、

 

今、僕達のその観念は役に立っているのか……。

 

観念がなぜ出来るのかというと、昔痛い目にあったからなんです。

 

その時に「あ、もう近づくのはやめておこう」と思うのです。

 

ストーブなんかそうです。

 

「あったかーい。ストーブ大好き~。だっこ~」
って抱きついたら、
「ジューッ!」
「うぉ~! 俺はもう二度とストーブには近付かない……」
みたいな(笑)。


これはストーブだけかっていうとそうではなく、

 

人間関係でも痛い目にあった時に

 

「ここまでにしておこう」「ここまでにしておこう」ってラインを引いて、

 

その人から遠ざかっていきます。

 

このことを観念といいます。

 

この痛みの裏にあるのが観念で、

 

観念を変えよう変えようと思ってもなかなか変えれません。

 

なぜかというとその「ジューッ!」っていう痛みと共にともなっているからです。

 

古い傷、そこを「誤解なんだよ。今はもうケガすることないし、

 

エアコンっていうのがあって大丈夫だから」

 

というように根っこに立ち戻って痛みを癒さないと観念を変えることは出来ません。

 

観念というのは考え方では変えられません。

 

感じ方を変えないと変わらないのです。

 

by  長谷川泰三(Hasegawa Yasuzo)生の声より